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「16本の回転する曲がった棒」1969年
ステンレス・スティール、鉄、モーター、塗料、350×300×300cm

この作品は、ステンレスを使い電気を動力としているが、動きに機械的な硬さはなく、ゆらゆらと回る曲線は独特のきらめきをはなっている。 伊藤は東京芸術大学で金工を学び、ディスプレイの仕事の後彫刻へ転身。 彼の作品は駅前などの公共空間にも多く置かれている。 「人間のいる空間には光があります。自然の空間には動きがあります。その光と動きが私の造形のテーマです。」という、日本を代表するキネティック・アートの作家。